新宿 映像製作会社様テナント工事

2025.09.11

*上記、写真は撮影:阿部稔哉様のご許可のもと、掲載しました。
*一部、弊社にて権利関係のあるポスターや看板等を修正しました。

新宿にある、映像製作会社様の移転先オフィスを建築設計事務所様 設計・監理のもと、オフィス改装工事を行ってきました。

木材を沢山使用しており、完成時はすごく落ち着いた空間に仕上がりました。
映像製作会社様は、普段の作業環境がパソコンの映像に照明の光が写り込まない様に室の照度を落として、窓には遮光性の高いブラインドを設置しており、
勝手な想像ですがデスクではなく、ソファーが置いてあったら、高級ラウンジの落ち着いたムードのある空間と思ってました(笑)

作業したビルは、改修工事とはいえ「内装制限」という建築基準法が定められており、
万が一火災が起きたら部屋の中の人が安全に避難出来る時間まで、内装材を燃えにくい材料を使ってね!と言うルールがあります。
でも、木材を使ってるのでは?と思われますが、使用建材は全て、不燃認定を受けた「不燃材料」として取り扱いが出来るものを使用しました。

会議室の壁材は「OSB」という、木質チップを押し固めた建材に「不燃認定品」を使用しました。
仕上げは塗装仕上げなのですが、塗りつぶしするのではなく、「かすめた」感じでとの建築家様の意匠で、
サンプルを作成するのに、軍手やスタンプ形状のものやらを試行錯誤して、看板屋さんに依頼をして、
あっさりと意匠通りの仕上げを塗ってもらえました・・・
私の爪には数種類の塗料が付いたまま・・眺めてました(笑)

↑こちらのかっこよく重量感がある、ラックは建築家様が背面にある排煙窓を視界から気にならない様にと、
天井からラックを吊り下げて、空間が閉鎖的にならない様にエキスパンドメタルを使用してと、流石な建築家様のアイデアでした。
仕上がりもかっこよく出来てますね!量販店家具屋さんには絶対置いてない仕上がりです!!
*撮影:阿部稔哉様
*製作:SATORU TAKAHASHI (自分)

工事中はお施主様も建築家様、仲介不動屋さんも現場の床に座りながら、仕様決めを雑談交じりで
楽しく工事を進めることが出来ました。

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